仮性包茎による焦りやストレスも早漏の原因に

仮性包茎がもたらす早漏のリスク

日本人の多くは、仮性包茎であると考えられています。
真性包茎の患者はそれほど多くはありませんが、通常時は亀頭が露出していない状態は珍しいわけではなく、むしろ日本人の全体では数が多い現状です。
ただ、仮性包茎が多いからといって問題がないわけではありません。
これは、仮性包茎によって早漏になってしまう可能性があるからです。
仮性包茎による早漏の原因は、感覚的な問題とストレスや焦りによる要因のいくつかに分かれます。
重要なのは、一度そのような状態になっているとなかなか自力では問題を解決することができないという点です。
ストレスはもちろん問題ですが、仮性包茎の場合は亀頭部分が過敏になってしまうため、挿入と同時に射精をしてしまうというリスクが実際に存在します。
皮が被っている状態だと、外部からの刺激に慣れていない状態になってしまいますので、少しの刺激で射精をしてしまうことになるのです。
そのため、仮性包茎の治療で早漏を改善できる可能性はあります。

心の問題と仮性包茎は密接に関連している

早漏の原因で最も多いのが、心の問題です。
基本的に、心のトラウマが存在すると射精をすることができなくなると考える人も少なくありません。
実際にそのような症状もありますので、心が射精に対して影響を与えているのは間違いない現状です。
しかし、実はこれは逆の場合でも同様にいえます。つまり、心に問題を抱えていると早漏になりやすい傾向があります。
これは、心因性早漏と呼ばれている症状であり、実際に刺激を受けていないにもかかわらず射精をしてしまうものです。
普通は、性的な刺激を与えることによって射精するのですが、トラウマや焦りが存在すると理性で抑えることができなくなってしまって、想像や妄想のみで射精をしてしまうことがあります。
仮性包茎の場合は、こういった心因性早漏を誘発させる可能性が存在します。
精神的な不安や自信が欠如することで陥りやすい症状なので、これを改善することができれば状態を改善できます。

まとめ

仮性包茎は、直接的に早漏の原因となっているわけではありません。
しかし、間接的に早漏になってしまう可能性は十分に存在します。
普段の生活から亀頭が刺激を受けなくなってしまいますので、刺激に弱い状態になります。
また、一度そういった早漏の状態になると今度はそのストレスや焦りから心因性の早漏にも発展してしまいます。
悪循環に陥ると、なかなか改善できない難しさがありますのでそうなる前に対策をすることが大切です。